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日本初！！インカ帝国を多角的な視点で謎解く

インカ帝国とはどのような文明だったのか。その全貌を紹介する大規模な展覧会は、日本では開催されたことがありませんでした。
15世紀前半〜16世紀前半に繁栄した南米最大にしてアンデス文明最後の国家インカ帝国。車輪も文字も鉄器も持つことのなかった彼らが、なぜ多数の巨大建築物を擁する大文明を短期間に築くことができたのか。
なぜそれほどの高度な文明が、160人程のスペイン人の侵略の前にあっけなく敗北したのか。「太陽の王」とはどのような存在だったのか。
考古学・人類学・歴史学などの各分野の最新研究をもとに、インカ帝国の全貌にせまります。
総点数約160点のインカの考古遺物は、その多くが日本初公開です。
また、３Ｄの実写とバーチャル映像で世界遺産のマチュピチュを体感できる530インチの大型シアターも必見です。

《 展覧会構成 》

• 全体構成
  本展覧会は、これまで日本で開催されたインカ関連の展覧会とは違い、インカの人々とその文化、彼らの帝国、そしてスペインによる征服後にそれらがこうむった変化に的を絞って展示を構成している。
• 第１部　帝国の始まりとその本質
  インカ王と彼が統治した国家がなんであったのかを、さまざまな遺物を使って探求していく。
• 第２部　滅びるインカ、よみがえるインカ
  謎多く解明半ばのインカ帝国の統治システムについて考える。
• 第３部　帝国の終焉
  植民地期にインカのイメージがどのように生き残り、植民地統治に影響を与えていったかを考察する。
• 第４部　マチュピチュへの旅
  インカ帝国全盛期の栄光が、手つかずで残されているマチュピチュ。文字を持つことのなかったインカ帝国が宿命的に持つ多くの謎を解く鍵がマチュピチュにあるのかもしれない。

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