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《 開催概要 》

アメリカを代表する美の殿堂、ニューヨークのメトロポリタン美術館が誇るエジプト・コレクションをまとまった形で紹介する初めての展覧会です。「女王と女神」をテーマに厳選された約２００点の至宝が来日、全点が日本初公開です。

古代エジプト史において最も重要な女性ファラオとして知られている女王ハトシェプストにまつわる品々や、愛と豊穣を司るハトホルをはじめ当時の人々から篤い信仰を集めた女神たちの像やレリーフ。また、王家の女性たちを美しく彩った豪華な装身具や化粧道具なども紹介します。

《 メトロポリタン美術館とは 》

1870年に創立されたメトロポリタン美術館は、ニューヨーク・マンハッタンの中心地、セントラルパーク内に位置し、毎年500万人以上の来場者が訪れる。

世界のあらゆる地域から集められた200万点にのぼるコレクションは、先史時代から現代までを網羅し、「見る美術百科事典」とも称される。

その創設の契機は、アメリカ建国90周年の1866年に政界の有力者ジョン・ジェイが「わが国にも全国的な美術施設と画廊を」と提案したことに始まる。

市民による募金活動や、モルガン、ロックフェラーら大富豪からの相次ぐ寄贈や寄付などによって、アメリカを代表する美の殿堂へと発展した。

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