日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展 
2014年10月7日(火)〜 2015年1月12日(月・祝)
国立西洋美術館(東京 上野)
 
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| フェルディナント・ホドラー 《 感情III 》
 1905年、ベルン州
 ©Kanton Bern (Prolith AG, Bern)
 | フェルディナント・ホドラー 《 オイリュトミー 》
 1895年、ベルン美術館
 Kunstmuseum Bern, Staat Bern
 | フェルディナント・ホドラー 《 悦ばしき女 》
 1910年頃、ベルン美術館
 Kunstmuseum Bern, Leihgabe
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| フェルディナント・ホドラー 《 木を伐る人 》
 1910年、ベルン、モビリアール美術コレクション
 | フェルディナント・ホドラー 《 白鳥のいるレマン湖とモンブラン 》
 1918年、ジュネーヴ美術・歴史博物館
 © Musee d'art et d'histoire, Ville de Geneve cPhoto: Yves Siza
 | フェルディナント・ホドラー 《 バラのある自画像 》
 1914年、シャフハウゼン万聖教会博物館
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| 《 スイス人画家が見た、終わらないリズムの夢 》フェルディナント・ホドラー(1853-1918)は、19世紀末のスイスを代表する画家です。国内での絶大な人気に加え、近年ではフランスやアメリカでも相次いで個展が行なわれるなど、その存在にはあらためて国際的な注目が集まっています。
 ホドラーは、世紀末の象徴主義に特有のテーマに惹かれる一方、身近なアルプスの景観をくりかえし描きました。また、類似する形態の反復によって絵画を構成する「パラレリズム」という方法を提唱したホドラーは、人々の身体の動きや自然のさまざまな事物が織りなす、生きた「リズム」を描き出すことへと向かいました。今回の展覧会は、ホドラーの画業をたどりながら、世紀転換期のスイスで生まれた「リズム」の絵画を体感する場ともなるでしょう。
 
 日本とスイスの国交樹立150周年を記念して開催される本展は、日本ではおよそ40年ぶりに開催される 最大規模の回顧展となります。ベルン美術館をはじめ、スイスの主要な美術館と個人が所蔵する油彩、素描など約100点により、ホドラーの芸術の全貌に迫る、またとない機会となります。
 
 《 ホドラーとは 》19世紀末から20世紀初頭にかけてのスイスの象徴主義を代表する画家で、母国では今日でも「国民画家」として親しまれている。1853年にベルンの貧しい家庭に生まれ、実父の死後、幼い頃から継父のもとで絵画を学ぶが、本格的な画業は1871年にジュネーヴへ移り住んで以降にはじまった。当初はスイスの慣習的な風景表現やフランスの写実主義の影響下にいたが、1880年代からは象徴主義に傾倒し、人間の内面的な感情や心理を浮かび上がらせるモニュメンタルな人物表現によって、しだいに独自の境地を切り拓いた。アルブレヒト・デューラーやハンス・ホルバイン(子)らのルネサンス絵画から、ピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌによる近代の壁画までを学んだホドラーの力強い線描、大胆な賦彩、リズミックな構図は、大型の油彩画やフレスコ壁画など、とりわけ装飾的な大画面に効果を発揮している。
 一方、身近なアルプスの自然も、この画家の想像力の源泉でありつづけた。画業の後半期には、抽象化した形態と平滑な色彩表現によってアルプスの山々や湖をくりかえし描き、ほとんど装飾的ともいえる風景画を数多く残した。こうしたホドラーの人物画や風景画は、彼自身が提唱した「パラレリズム」(平行主義)という論理に基づき、類似する形態の反復や呼応関係によって組織されている点で注目される。晩年にいたっても大規模な壁画装飾を実現し、1918年に、長らく暮らしたジュネーヴにて65歳で没した。
 
 《 見どころ 》
世紀末芸術を代表するスイスの巨匠・ホドラーの全容を紹介スイス・アルプスの自然―想像力の源泉日本では40年ぶり。日本初公開を含む最大規模の回顧展「リズム」の絵画へ─「死」から「生」への目覚め 《 展覧会構成 》
Chapter 1. 光のほうへ ― 初期の風景画Chapter 2. 暗鬱な世紀末? ― 象徴主義者の自覚Chapter 3. リズムの絵画へ ― 踊る身体、動く感情Chapter 4. 変幻するアルプス ― 風景の抽象化Chapter 5. リズムの空間化 ― 壁画装飾プロジェクトChapter 6. 無限へのまなざし ― 終わらないリズムの夢Chapter 7. 終わりのとき ― 晩年の作品群 
 ※画像の転載・コピーは禁止いたします。 | 《 開催概要 》
	
	| 名 称 | 日本・スイス国交樹立150周年記念フェルディナント・ホドラー展
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	| 会 場 | 国立西洋美術館 (東京都台東区上野公園7-7)
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	| 会 期 | 2014年10月7日(火)〜 2015年1月12日(月・祝) |  
	| 開館時間 | 午前9時30分〜午後5時30分 (金曜日及び11月1日・2日は午後8時まで)
 ※入館は閉館の30分前まで
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	| 休室日 | 月曜日(ただし、10月13日、11月3日、11月24日、1月12日は開館、翌火曜日は休館)、 12月28日〜1月1日
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	| 観覧料 | 
		※ 団体料金は20名様以上。
		|  | 当日 | 団体 |  
		| 一 般 | 1600円 | 1400円 |  
		| 大学生 | 1200円 | 1000円 |  
		| 高校生 | 800円 | 600円 |  ※ 中学生以下無料。
 ※ 心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。
 
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	| 主 催 | 国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション |  
	| 問合せ | 03(5777)8600 (ハローダイヤル) |  
	| 関連サイト | ・国立西洋美術館 詳細ページ ・展覧会公式ホームページ
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	| PDF |   
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 《 応募期間 》2014年10月31日(金)〜 2014年11月20日(木) 《 当選発表 》2014年11月21日(金) ※当選発表は、当選者発表ページにてニックネームで発表します。※当選者の方にのみ、メールで当選のご連絡をさせていただきます。
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