3月 8, 2011 @ 11:22 AM
遠近偏光グラス
こんにちは 上野メガネセンターです。
今回は遠近両用の製作例をご紹介します。
これが今回使用するTALEXラスターブラウン境目の無い累進遠近(累進帯15mm)です。
レンズ中央部の+字に黒目を設定し、下部の小さい〇が近くが見える所です。
今回は2例同時にご紹介します!!
今回の度数は2名とも遠方裸眼で度無しで平気なのですが、仕掛け交換がしづらいとの事で近用度数は+1.00と+3.00
で初めての遠近両用です。
今回のフレームは当店が先日ご紹介した。サングラス用チタンフレームとSWANS HIDE OUTです。
この様な感じでレンズを削っていきます!!
そして削り終わって仮に枠入れしたのがこれです。
今回のレンズセット位置は始めての遠近・近用は仕掛け交換のみなので遠用重視でセット!!
この後 レンズ性能を引き出す歪み取りです。(これが一番時間がかかる)
今回は結構時間がかかりましたがいい状態でセットできました。
歪みと2個とも取り除き完成しました!!
今回のレンズは組¥39,900
TALEX累進遠近はもう1種類高屈折 累進13mmが新たに発売されています。
より薄くスタイリッシュに決めるなら新型をオススメします。
組¥52,500
忘れてはいけないのがKodakのドライブウエア
レンズカラーが変わる遠近です。価格は組¥57,120とTALEXの最新より高めですが、この遠近のレンズ設計は内面累進と言う一般遠近の設計よりグレードが1ランク上なのです!!
ちなみに内面累進は国内ですとセイコーのレンズ設計で海外メーカーのハイグレード遠近に使用されている設計です。
正直 この価格はレンズ設計・調光偏光では安いです。(うちはあまり利益は無いですけど皆様に使ってほしいので価格はかなりおさえています。)
*渓流の人で累進遠近は足元が怖いと言う人はTALEX2重焦点の遠近をオススメします。
画像は旧式でドライバー部に明らかな境目があります
でTALEXの新型の画像はありませんが上記の境目がサイドの境目程度になっています。
全体がドライバー先端部程度の分かりにくさです。
新型2重焦点は手元のみの度数入れの場合組で¥16,800
遠用度付は¥35,700
HMC仕様です。(2重焦点にミラーコートにするとさらに目立たなくなります。)
是非参考にしてください。
それでは