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誕生石

10月の誕生石〔オパール〕

10月の誕生石は『オパール』『トルマリン』です。

これから何日かにわたりオパールについてお話ししていきます。名前の語源は〈宝石〉を意味するラテン語〈Opalas〉に、〈色の変化を見る〉を意味するギリシャ語の〈Opllios〉などから来て、和名では〈蛋白石〉と呼びます

中に10%程度、水分を含んでいるのでいるので太陽光は苦手ですが、宝飾品に加工された物は、天日干しされ、乾燥に耐えられた物のみ使用します。宝石用としては、地色の美しいものを選んで加工されているそうです。また、虹の様に変わる色から魔術的な力があると信じられ〈賢者の石〉とも呼ばれています。

(遊色効果の図)

オパールの不思議な虹の様な色の現象を、遊色効果と言います。遊色効果はおおまかに言えば〈光の反射〉によって起こる現象で、非水晶の粒子の集合体のオパールに入ってきた光が図のように反射する時、オパールから強まって返ってきたり、弱まるまたは打ち消しあったりして、起こる現象です。

flair明日もオパールについてお話致します。

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9月の誕生石 【ラピスラズリ】

9月のもうひとつの誕生石はラピスラズリです。和名は瑠璃。                                            青金色(ラズライト)を主成分とした複数の鉱物から成り立ち、モース硬度は5~5.5なので圧迫や高熱に非常に弱く、お湯に浸したり酸やアルカリによっても影響を受けやすい石です。良質のものは色が一様に配分されていますが斑点や縞目があるのは通常のことです。また天然ウルトラマリンはラピスラズリを原料とした青色顔料です。




エジプトでは、紀元前3000年頃の墳墓から、この地では産出されないラピスラズリの装飾品や工芸品が数多く発見されています。ナイル河畔の町ルクソールの対岸にある王家の谷で発見されたツタンカーメン王(紀元前1350年頃)の黄金マスクにもラピスラズリが使われ当時のままの美しい金と青のコントラストを見ることができます。


 

他にも太陽と再生のシンボルである虫スカラベやオシリス神の鷹の頭を持つ息子ホルスの目がラピスラズリに彫られ、護符として用いられていたようです。


flair.gif来週もラピスラズリについてお話します。


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サファイアの色 Ⅱ

濃い紺色から青紫色以外のものはファンシーカラーサファイアと呼ばれます。


光を当てて眺めたときに六条の光を生じるスターサファイア珍重されます。スター効果とはサファイアの中に針状のインクルージョン(多くの場合は二酸化チタンであるルチル)が含まれ、単一光源の下で6放射の星型の輝きを生じることで生まれます。shine.gif
スターサファイアの価値はカラットだけでなく、地色の美しさや星型の輝きの強さなども重要視されます。



他にも、光源によって色が変わるものもあり、カラーチェンジサファイアと呼ばれ希少価値があります。




   カラーチェンジサファイア





光によって石の色が変わっていくのはやはり神秘的に感じてしまうのではないでしょうか


flair.gif来週はサファイアのリングをご紹介します。


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サファイアの色 Ⅰ <バイカラー>

サファイアには様々な色がありますが今日はその中でも『バイカラー』と呼ばれる石についてお話します。

 

 

 

バイカラーとはひとつの結晶中に、2つの彩りを宿しているものを呼びます。バイカラーサファイアは、二つの色彩が明瞭な境界線で分割されている宝石です。3色以上の色彩が入るタイプや、色相の境界線があいまいなタイプは、すべて「パーティーカラードサファイア」と呼ばれます。

バイカラーの宝石は、色相の境界が直線で、カットされた結晶の中央近くに色の境界線が現れることが評価されるのですが、大粒結晶が得られやすいクォーツやトルマリンと違い、大きな結晶が得られにくいサファイアは、完全に明瞭な境界線をはっきりと見せる宝石は少なく、どちらかの色合いが強く現れる傾向があります。

様々な色彩の組み合わせが見られる宝石ですが、その色の特徴を美しくアピールできる長方形のステップカットにカットされる宝石が多く見られます。

 

 

 トルマリンにも見られるバイカラーですが、色が分かれるということが不思議ですねsign02.gif 自然の神秘でしょうか。 

flair.gif明日はその他のサファイアの色についてお話します。


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サファイアの伝説

今月の誕生石のサファイアにも色々な云い伝えが残されています。



サファイアは空気を敏感に感じ取り天候によっても光り方が違うといわれていて、
天と地に一番近い石と信じられていたようです。
イギリス国王の王冠の先端にある十字架にはブルーサファイアが埋め込まれていますがこれは、王や君主を危害や妬みから守る力があると云われていることから使用されたと思われます。

また持ち主の心次第で石の色が変わってしまうと言われ、ナポレオン皇帝は妻の心変わりを心配し、浮気防止のお守りとしてプレゼントしたと云われているそうです。モース硬度9という硬さを持つことから堅固な愛の証を意味し、恋人や夫婦の絆を強める石とされていて、パートナーが浮気をすると光沢が失われ不運が迫ると変色して知らせるという説もあります。

古代よりサファイアにまつわる伝説は神聖なものがあり、王家や聖職者などが愛したという経緯から聖なる石・高貴な石として扱われていたそうで、時の権力者はサファイアを大切にしていたそうです。12世紀以降のヨーロッパでは、聖職者のシンボルとして聖なる右手に輝いていたのもサファイアでした。

flair.gif明日はサファイアの色についてお話します。


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