- 2011年10月5日 9:00 AM
- 12ヶ月の誕生石
これから何日かにわたりオパールについてお話ししていきます。名前の語源は〈宝石〉を意味するラテン語〈Opalas〉に、〈色の変化を見る〉を意味するギリシャ語の〈Opllios〉などから来て、和名では〈蛋白石〉と呼びます。
中に10%程度、水分を含んでいるのでいるので太陽光は苦手ですが、宝飾品に加工された物は、天日干しされ、乾燥に耐えられた物のみ使用します。宝石用としては、地色の美しいものを選んで加工されているそうです。また、虹の様に変わる色から魔術的な力があると信じられ〈賢者の石〉とも呼ばれています。
オパールの不思議な虹の様な色の現象を、遊色効果と言います。遊色効果はおおまかに言えば〈光の反射〉によって起こる現象で、非水晶の粒子の集合体のオパールに入ってきた光が図のように反射する時、オパールから強まって返ってきたり、弱まるまたは打ち消しあったりして、起こる現象です。
明日もオパールについてお話致します。
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