- 2011年10月7日 11:53 AM
- 12ヶ月の誕生石
前回に引き続きオパールの種類のうち、今回は〈ボルダーオパール〉について御紹介を致します。
産地はオーストラリアの北東、クイーンズランド州あたりだそうです。ボルダーは日本語で、岩や塊の意味を持ち、写真の様に鉄鉱石の隙間に作られる事から〈ボルダーオパール〉と呼ばれているそうです。
別名…母岩オパール
写真左…ボルダーオパール原石
写真右…ボルダーオパール研磨加工後
ボルダーオパールは、母岩を故意に残し研磨するそうです。オパールが表面に出てる加工を《フルフェイス》上から見ると部分的に母岩が見える加工を《パーシャルフェイス》とあります。
色層は密度の高い鉄鉱石の基底部にしっかりと同着しているので、切り離す事が困難ですが、そのおかげでボルダーオパール強度が増したり、遊色が良く見えるようになっているそうです。母岩付きはオパールの層が薄くても利用できるので、製品の単価を抑える事も出来、魅力的な色調を損なう事無く宝石として楽しめます。
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