- 2011年10月13日 12:31 PM
- 12ヶ月の誕生石
3回にわたり、オパールの種類についてお話しして来ました。
原石付きカボションカットオパール参考写真
ホワイトオパールは塊として採掘される事が多い事や、ブラックオパールは産地が限られている事、ボルダーオパールは別名、母岩オパールと呼ばれていることなど、クリスタルオパールもウォーターオパールも透明か半透明の石が多い事、ファイアーオパールは暖色系が多い事などを御紹介してきました。
今回はこれらのオパールの特徴である遊色効果の色について、お話します。
色は以前10月の誕生石〔オパール〕で御紹介した、遊色効果(日本では斑色と言われる)により変ります。ブルーは比較的多く採掘されます。グリーンは、明瞭な美しさが求められ、明なオレンジが入ると単色よりも価値が上がるようです。イエローは薄い金が帯状に現れる事が多いようで、明るいレモン色の帯が現れるのは希少なんだそうです。オレンジは人気が高く僅かしか見られないので、少しグリーンやレッドが入ると高品質とされます。レッドは最も人気があるといっても過言ではなく、深紅や紫紅、緋色からワインレッドまで様々で、半透明なクリアカラーだと更に良質とされるようです。
光の当たり具合やその地色で様々な色に変わる幻想的なオパールの石に魅了されている方は多いように思われます。
明日はその魅力あるオパールの製品を御紹介します。
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